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タクシーの乗り換え?

2012年01月14日

はじめに乗った車の運転手は、車をUターンさせ、あっという間に戻っていってしまった。状況は理解できた。港にはまだ客がいる。おそらく港に入ることができるタクシーは限られていた。それなりの利権が働いているのかもしれなかった。運転手は港で客を集め、近くで港には入れない一般のタクシーに何割かを抜いて客を譲る。そしてまたひと稼ぎというわけだった。「やるもんだな」僕は新しく乗った車のなかで呟くしかなかった。だがそこで新たな不安が頭をもたげてくる。

[参考]
山形七日町ワシントンホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad345243/

アパホテル<東京潮見駅前> - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad363781/

八ヶ岳高原ロッジ - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad349592/

僕らはふたりで五十元という交渉をした。それが伝わっているのだろうか……と考えはじめてしまった。車を降りる段になって、その料金でもめるパターンが頭に浮かぶのだった。車は丹東市街に入った。懐かしい風景が車窓に広がっていた。暖房用の石炭の匂いが車内に流れ込んでくる。僕らは丹東の鉄道駅近くでタクシーから降りた。運転手に五十元を渡すと、その男は文句ひとついわずにそれを受けとった。なんの問題もなかったのだ。乗り継いだタクシーのなかでの不安は杞憂だったわけだが、僕はその勘定高さのようなものに振りまわされっぱなしだった。なにも損はしていないから、拳を振りあげる機会もないが、なにかこう、収まりのつかないものが残るのだ。