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アパレル各社とも減収減益

2011年01月14日

紳士服のダーバン、婦人服のレナウンルック、小売りのレリアンも含め、グループ全体の売り上げ規模で他を圧倒し、アパレル業界に君臨してきたレナウン。苦境脱出に必死の形相だが、それでも、素材メーカー、百貨店などでは「危機意識が乏しい」といった声が根強い。ある合繊メーカーの幹部は「急速に業績を伸ばした70年代のレナウンを経験した人たちに、営業力を過信する体質が抜けない」と厳しい。ファッションコンサルタントは「役員の意識改革が不可欠だ」と言い切る。アパレル不況が深刻化し始めた92年から93年にかけて、レナウンに限らず、アパレル各社とも減収減益に陥った。レナウンの現状は他のアパレルにとって、決して他人事ではない。アパレル各社とも「提案型アパレルを目指す」と声高に叫ぶ。モノがあふれ、消費者は自己主張を強め、しかもファッションそして価格に対して厳しい目を持つようになってきた。消費者ニーズの把握、仕入れから商品開発、マーケティング、さらに在庫処理までの総合的なシステム作り、アパレルメーカーのリストラは今や急務になっている。