映画以外に使用できそうな教材をあげておけば、登場人物が決まっていて、似たような状況がくり返されるシリーズもののテレビドラマなどもいいだろう。映画のビデオをある程度見たあとなら、こうしたものを活用するのも効果的である。その場合、アクションやスリラーものよりは、やはり日常生活を舞台にしたホームドラマのほうが適している。なぜならそこには、いろいろな年齢層の人物が登場するうえ、さまざまな日常生活のパターンが織り込まれており、現実の生活や家庭に起こるのとまったく同じ問題が生起するいっぽうで、まったく異なる葛藤も生じる。おまけに、その気になれば、それらを解決する方法まで学べるから、いろいろな意味で利点があるのだ。むろん日常会話を学ぶのにも適している(ちょっと飽きがくるのが欠点だが)。