私の心配は現実のものとなった。案の定、口述試験で引っかかるか、通過しても条件つきであるケースが多かったのだ。口述試験にはもともと、その論文を本人が書いたものかどうかを判定する意味合いもあったから、そこで話される言葉が低レベルのものであれば、論文内容の信憑性を疑われるのは当然である。質問にまともに答えられないと、審査の教授たちはドイツ人特有の執拗さで最後まで詰問をやめない。学生はしどろもどろになって
論文内容の信憑性を疑われる... の続きを読む
映画以外に使用できそうな教材をあげておけば、登場人物が決まっていて、似たような状況がくり返されるシリーズもののテレビドラマなどもいいだろう。映画のビデオをある程度見たあとなら、こうしたものを活用するのも効果的である。その場合、アクションやスリラーものよりは、やはり日常生活を舞台にしたホームドラマのほうが適している。なぜならそこには、いろいろな年齢層の人物が登場するうえ、さまざまな日常生活のパターン
日常会話を学ぶのにも適している... の続きを読む
しばらく彼は来なかった。その間、私はアメリカへ出張していた。一人だったので仕事を終えてホテルに戻っても別にすることがなかった。それで、二十あまりあるテレビのチャンネルをあちこち回しながら映画ばかり見ていた。やはりアメリカ映画は英語のセリフを聞きながら見てこそ味があるし、雰囲気も出るものだ。ドイツの留学生活から帰国して、はじめて「名画劇場」を見たときのちくはぐで、板につかない感じが思い返された。アメ
話される言葉の間のギャップ... の続きを読む
教え子のひとりで、私立中学に八〇分かけて通っていた生徒がいました。彼は、月曜日の通学時間に何をしたと思いますか?週の始まりの日は、何と携帯ゲームの時間に当てたのです。ゲームの日を入れたのは中学生らしいアイデアといえるでしょう。しかし、金曜日とか土曜日の週の終わりに、息抜きをしようと思うのなら理解できます。彼の非凡なところは、月曜日の往復を楽しむことにより、多くの人がブルーになる日曜の夜に、明日の月
時間を有効に使う手立てを見つける... の続きを読む
中計画は変更可能。むしろ効果的に修正しよう人は何をするにも計画を立てます。いつもいきあたりばったりで行動する人は少ないでしょう。しかし、綿密に計画を立てすぎてその通りにいかないと納得できない、となると本末転倒です。私の経験上、計画を立てて勉強しても、計画通りに進んだ人はまずいません。中には、計画通りにいかないことに敗北感を感じてしまうことも…。これでは逆効果です。計画は、どんどん変更すればいいので
家で復習してこそ力がつく... の続きを読む
結婚が学歴や家柄によって差別されるのはおかしいと考える人は多い。たしかに、その通りで、差別されるのはよくない。だからといって、まったくそうした条件を無視していいかというとそうでもないようだ。他章でも紹介するが、フィッシャーという心理学者が、離婚に至る最も大きな原因を四つに分類している。その中では、彼は「年齢や知能や教育や文化における当事者の不均衡」が離婚を引き起こしやすいとしている。これは「つり合
結婚生活に不満を覚えるときとは... の続きを読む